降れば土砂降り

読書、語学および常に失調している自律神経について

なかなか死なせてもらえない時代

「うちの老人」が誤嚥性肺炎で入院した。
病状説明を受けて、改めてならんだ病名は以下のとおり。

続きを読む

介護でウツになった話

ちょっと調子が悪くて日記書けないと思っていたら3週間近く経っていた。

3年半前にいきなり親族の介護問題が降りかかってきて、あれよあれよというまにウツとパニック障害になりました。
パニック障害と分かってからはちゃんと薬を飲んでいるので、おおむね安定して過ごしていますが、原因(老人)が排除されたわけではないので、ときどき何かちょっとしたきっかけでドン!と悪くなるときがきます。

自分の親とか婚家の親のことなら、将来的に自分も介護に関わるという自覚は多少あった。
でも今わたしがお世話をしている人というのは、親族の関係としては、「まさかそこから?!」みたいな間柄です。
ケアマネさんとか病院の人に続柄を説明すると、複雑すぎてたいてい一回では分かってもらえないくらいである。
本来の順番の人が逃げ出しちゃったので、致し方なくここまで来てしまった。
しょうがないよね、捨てるわけにはいかないし。

まったく信頼関係も愛情関係もなく、長いことお付き合いのあったわけでもない相手に対して優しい気持ちにはなれない。
それが弱った老人であっても。
むしろ恨みつらみのほうがはるかに大きくて、「なんでこの人はこんなに迷惑をかけてまでずっと生きているんだろう」とばかり考えてしまう。
ところが、わたしのような小心者には「常に人の死を(消極的であれ)願う」状態がかなりにストレスだったらしく、たぶんウツとパニック障害はそこが原因だと思っている。
幸い、家族にはおおいに愚痴を言えるけれど、友だちにはいくら仲が良くても言えない相手が多い。やっかいな身内を抱えたことのない人には、介護問題のある家庭の内情はどうしても理解してもらえなくて、それはもうどうしようもないことなので、話さない。
心の中に抱え込んでいることを出せない相手とは会う気になれないので、結果友だちがずいぶん減った。3年くらい前のわたしは、そこそこ社交的な人間だったような気がするが、今は交友関係はものすごく狭い。悪循環もいいとこである。

ところで先日、ケアマネさんと話していたら「介護がきっかけで心療内科に通い始める家族はものすごく多い」とうかがった。
やっぱりな、と思ったのでした。

朝起きていちばんに考えるのが「今日もまだあの人は生きている」ということ。はてさていつまで続くのか。

とはいえ、この頃は「あ〜あ、早く終わんないかな〜」だとか「終わったらビジネスクラスで海外旅行に行こう」とか、「あの人」がいなくなったら待っているはずの明るい将来を思い描いても、自分を責めることはなくなった。

とりあえず、「あの人」より先に死ぬのだけは避けたいと思っている。

【翻訳】ぼくのヒーロー by ポール・グレアム

 ジョブズが亡くなってあっという間に6年が経った今、このエッセイの「スティーブ・ジョブズ」の項目を読むと、胸に迫るものがある。半ば神格化された感のある「ジョブズの本質」について、グレアムの表現がもっとも的確だと思う。

続きを読む

【ブックレビュー】あの、グーグル・アドセンスってそんなに儲かるのですか?

WEBライティングの仕事で、このところアドセンスブログを運営されている個人からの問い合わせが、目に見えて増えてきた。

続きを読む

【ブックレビュー】インスタグラムのような旅行本

ページ開いてすぐに頭に浮かんだのが「インスタばえ」という言葉でした。

世界各国の朝市、蚤の市を写真付きで紹介したオシャレ〜な旅行の本なんだけど、これ絶対みんな現地でスマホ構えてるよな...。行ったら、写真撮るほうに熱中しそうだよな...。

続きを読む

ただいま積ん読中

本は複数を同時進行で読む。

買って手元に置いてあるもの。
図書館で借りているもの。

そのときの体調や感情の上がり下がりで、わたし自身の「読書能力」に相当ばらつきが出る。

続きを読む

彼が叫びたがっているんだ

ずっと通院していた地元の小さなクリニックが、閉院した。先生が高齢になり、跡取りもいないからだそうな。
小ぎれいなところではなかったけれど、いかにも昔ながらの町医者という先生だった。仁のお人であった。
仮に、A先生としておく。

続きを読む